誰も得しない

怒られるのが好きな人っているのだろうか?

よっぽどのマゾでもないかぎり、いないんじゃないかなー。

ちなみに、僕は大っきらいです!

このブログのタイトルどおり、怒られて怒られていよいよ怒りゲージがマックスになったら、その場で絶叫、咆哮、大立回りの挙げ句、クビも辞さない構えだ。(口だけです)

ところで、僕は怒られることに関してはプロ級だが、怒ることに関しては初心者も初心者、カレーの辛さで言えば幼児用の星の王子様レベルである。

人を怒るってどんな気持ちなんだろう…
しかも、絶対的に自分より立場が下の、気弱で何も言い返さない、サンドバッグみたいなやつが相手だったら。
一方的に相手をガンガンけなし、責め、辱しめられるシチュエーションなんて、今日び親子でもない。下手すりゃ刺されてしまう。
せいぜいそんなことできる関係は、上司と部下か、アメフト部の監督と選手くらいだろう(古い)。

そんな絶対的な立場の上で、言いたいこと言いまくって相手をズタボロにするのって、

実はスゴい気持ちいいのでは?(*゚∀゚)=3

とか考えてしまう。
まあ、僕は絶対にそんな怒りかたしないですけどね。善人だからとかではなく、散々自分が怒られてるから怒られる辛さが十二分にわかってるので、怒っているうちにその辛さがフラッシュバックして萎えてしまうだろう。

で、ここからが本題なのですが(前置き長いな)、その日も僕は上司に怒られていた。

果ての見えない長いお説教の一応の終着を見て、ふーやれやれと心の中で息をついたとき、上司の放った言葉に耳を疑った。

あんまり怒らせるなよな。俺もお前を怒るの嫌なんだから。


え…
嫌だったの…?(;゚Д゚)


上司は嫌々怒っている。そして僕は嫌々怒られている。
これは誰も得をしない、win-winならぬ、言わばlose-loseの関係ではないか!
こんな不毛で悲しい関係を築いてしまったのも、全ては僕がダメリーマンのせいだ。上司には申し訳ない気持ちでいっぱいである。

でも、気のせいかな、僕を怒ってるときの上司の目、

イキイキして、輝いてるように見えるんだけど…(;^ω^)