無能が功を奏した?

もし僕が有能で仕事ができたら、果たして二人目の子が産まれたときに育休を取っていただろうか?

たぶん取らなかったのではないかな。自分が不在で仕事が回るのかという責任感で憚られるかもしれないし、周囲からの反対もあったかもしれないし、出世と育休を天秤にかけてたかもしれない。

そういう意味では僕は無能で良かった。無能でなければ家族とずっと一緒に過ごしたあの一年はなかった。僕と家族のこれからの人生に大きな影響を(たぶん)与えた一年だった。

偉そうなことを言うが、人生何が功を奏するかわからない。その時は良さそうに思えることが長い目で見ると悪い結果を導いたり、その逆もまたしかりである。

自分の才能を高め研鑽を積んで道を切り開いていく人生は素晴らしいし尊敬するが、無能でなければできないやり方もある、そんなところだろうか。なんかまとまりのない文章になってしまった(^_^;)

あ、もちろん育休を取る男性が無能だとは言ってませんからね!僕の場合は無能だったから取りやすかったということです。